鶏むね肉がとっても柔らかくなる、繊維の切り方をご紹介します。
参考にした書籍は「NHKガッテン 2020年8月号」で、その本には鶏胸肉の筋の切り方が書いてありました。
実際に試したところ、本当に鶏胸肉が柔らかくなったので、是非試してみてください！
鶏胸肉が柔らかくなる切り方 NHKためしてガッテン
鶏むね肉が柔らかくなる繊維の切り方を、手順ごとに詳しく紹介していきます。
より詳しく知りたい方は、書籍の「NHKガッテン 2020年8月号」をご覧ください。私は読み放題サービスの「楽天マガジン」で読みました♪
スーパーで購入した安い鶏胸肉の値段
今回料理に使用した鶏胸肉は、近所のスーパーで購入した安い鶏むね肉です。
スーパーのライフで買った鶏胸肉の値段は、チラシのセール価格で100g/58円。通常価格は100g68円です。
311gの国産鶏胸肉が1枚入っており、値段は税抜き180円。
ライフでは食品トレーに入った鶏むね肉の他、上記写真のように紙パックに入ったものも併売していました。
私は紙パックに入ってるほうが、後の処理がしやすいので好きです！
1. 鶏胸肉の下準備 キッチンペーパーで水けを拭く
パックから出した鶏胸肉には水分が付いているので、ペーパータオルを使って拭き取ります。
水けを拭くことで、鶏むね肉の臭みを取る効果があります。
クッキングペーパーで拭く前に、シンクで水洗いをする方もいるかもしれませんが、鶏肉に付いているバイ菌が飛び散る恐れがあるので、キッチンペーパーで拭くだけにしましょう。
鶏肉の皮が必要なければ、キッチンペーパーで拭く前に取り除いておきましょう。
今回は上下を分かりやすくするため、皮は残してあります。
2.鶏胸肉の皮面を上にする
キッチンペーパーで綺麗に拭けた鶏胸肉を、皮面を上にしてまな板に置きます。
鶏むね肉のとんがっている方を左に置く（＝皮がビラビラしている方）。
お肉を切る時は、いつも牛乳パックをまな板代わりにしていますが、今回は黒いまな板を使用。
3.鶏胸肉の繊維の方向
鶏胸肉はほぼ真ん中付近で、繊維の方向が変わるので、包丁で半分に切ります。
上記の写真では皮が付いているので、鶏胸肉の繊維の方向が分かりづらいと思いますが、鶏胸肉を近くで観察してみると繊維の方向が分かると思います。
鶏むね肉の繊維の方向を分かりやすくするため、線を引いたのが下記の写真↓
実際の鶏むね肉の繊維の方向はもっと複雑ですが、簡単に表すとこのように繊維が向いています。
真ん中で半分に切った鶏胸肉は、左側が横方向に繊維が向いており、右側が縦方向に繊維が向いています。
そのため、この繊維の筋を断ち切るように切れれば、鶏胸肉を柔らかく食べることができます。
4.鶏胸肉の繊維の筋を切る方法
鶏胸肉の繊維の方向がわかったので、その繊維の筋を断ち切る、包丁の入れ方が上記写真です。
鶏胸肉の繊維の方向に合わせて平行切るのではなく、繊維を断ち切るように垂直に包丁を入れて切ります。
鶏胸肉の繊維の方向と、包丁で切る方向を並べた写真がコチラ↓
この上記の写真が最も重要なので、これだけは覚えておきましょう！
5.実際に鶏胸肉を切ってみた！
鶏胸肉の繊維の切り方もわかったので、実際に繊維を断ち切るように包丁で切っていきます！
▲まずは右側を切っていきますが、そのまま横方向で切るのは難しいので、鶏肉の向きを90度回転させて、縦方法に切っています。
▲次に左側を切っていきますが、左側は普通に縦方法に切るだけで終わりです。
▲コチラが鶏胸肉1枚を切り終えた状態。
鶏胸肉が柔らかくなる切り方 まとめ
今回の記事は、鶏胸肉を切っただけで終わりです。
次の記事では、この薄切りにした鶏胸肉を使って、鶏胸肉のピカタを作っていきます！
最後に、重要なことなので2回目になりますが、鶏胸肉の繊維の方向と切り方だけは覚えておきましょう！
