今回の料理は、鶏胸肉を使ったサラダチキンの作り方を紹介します。
鶏胸肉でサラダチキンを作ると、火を通しすぎて肉が固くなってしまいがちですが、余熱調理をすることで、柔らかい仕上がりとなります。
サラダチキンのレシピは、人気レシピ本の「キューピー3分クッキング 2020年5月号」を参考に作りました!
鶏胸肉のサラダチキンのレシピ・作り方
まずは料理に使用した材料や鶏胸肉の値段を紹介してから、サラダチキンの手順を解説します。
鶏胸肉のサラダチキンの材料
・鶏胸肉:2枚(500g)
・酒:大さじ1
・塩、砂糖:各小さじ1
使う材料はシンプルで、鶏胸肉の他、調味料だけで作れます。
あとは厚手のサランラップを用意してください。
自作サラダチキンに使用した安い鶏胸肉
今回料理に使用した鶏胸肉がコチラ▼
スーパーのライフで購入した鶏胸肉で、値段はセール時の価格で100g/58円です。
2枚で627gの国内産若どりの鶏むね肉が入っており、値段は税抜き363円。
レシピに書いてある鶏胸肉の量は500gですが、今回は約600gの鶏胸肉でサラダチキンを作っていきます!
サラダチキンの下準備・下味を漬ける
▲まずは食品トレーに入っている鶏胸肉を取り出して、鶏肉に付いている水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
クッキングペーパーで拭き取ることで、鶏むね肉の臭みを抑える効果があります。
▲水分を拭き取った鶏むね肉に、フォークで30ヶ所穴を開けます。
この作業をすることで味を中に染みやすくします。
後でネットで知ったことなんですが、穴を開けることで、鶏肉の外に付いていたバイ菌が中に入っていくため、穴は開けないほうが良いとのことです。
ただし、私はこの方法で3回ぐらい作っていますが、食べた後に体調が悪くなったことはありません。
プロの先生が作っているキューピー3分クッキングのレシピなので、まず間違いないと思います。
▲次にサラダチキンの下味を付ける漬けダレを作ります。
漬けダレは、酒、塩、砂糖を入れて、混ぜるだけで簡単に作れます。
このタレ作りは、鶏肉を触る前に作っておくのがオススメです。
▲漬けダレに、先程フォークで穴を開けた鶏むね肉を入れて揉み込みます。
漬けダレの水分がなくなるまで、まんべんなく味を染み込ませる。
サラダチキンをサランラップで包む
▲味を染み込ませた鶏むね肉をラップで包んでいきます。
使用するラップは、サランラップやクレラップなどの厚手のものを使用してください。
薄いものだと熱で破ける恐れがあります。
▲ぴったりとサランラップで包んだ鶏むね肉を、さらにラップで包んでいきます。2重でラップに包む。
空気が入らないように、しっかりとギュッとラップで包みましょう!
▲鶏むね肉2枚をラップで包んだものがコチラ↑
この画像では厚さはわかりませんが、大体2cmぐらいの厚さになりました。
サラダチキンを余熱調理で放置
▲厚手の鍋にたっぷりのお湯を沸かしておきます。
この作業も漬けダレと一緒で、鶏むね肉を触る前に行っておくと良いでしょう。
鶏胸肉の下準備をしていると、ちょうど良いタイミングでお湯が沸きます。
サランラップで包んだ鶏胸肉を、沸騰したお湯に入れ、火を弱火にします。
弱火のお湯で茹でるのは、レシピだと1分間です。
しかし、今回は少し大きめの鶏胸肉を使っているため、私は1分30秒弱火で茹でました。
1分〜1分30秒ほど鶏胸肉を茹でたら火を止め、フタをして余熱調理で中まで火を通します。
余熱調理の時間は2〜3時間です。
サラダチキンの出来上がり
▼コチラが余熱で3時間ほど火を通したサラダチキンです!
鶏胸肉は茹でる前と比べて大きくなっており、出来上がりはまん丸の円柱形です。
ラップを2重にしたおかげで、ラップの中には鶏のうまみが詰まった汁が充満していました。
今回はまだ温かい状態でラップを開けましたが、完全に冷やした状態だと、油が固まって少し白っぽい状態になります。
サラダチキンはそのまま食べてもモチロンOKですが、今回は包丁でスライスしてみました。
この画像ではわかりませんが、中までしっとりしています。
自作サラダチキンレシピ まとめ
レシピよりも少し大きめの鶏胸肉を使っていますが、中までしっかりと火が入っていました。
火の通り具合が心配な方は、1分ぐらい茹で時間を延長しても良いかもしれません。
固くなりがちな鶏胸肉ですが、しっとりとジューシーな仕上がりで、中まで柔らかかったです。
自作サラダチキンの保存方法と賞味期限
サラダチキンはラップに包んだまま保存袋に入れ、冷蔵庫で3〜4日保存ができます。
このサラダチキンはいろいろな料理にリメイク出来るので、今後の記事で紹介したいと思います。
【おまけ】自作サラダチキンと市販品サラダチキンの値段比較
最後に自作のサラダチキンと人気の市販品サラダチキンの値段を比較してみました。
人気のアマタケのサラダチキン(内容量: 110g)は、スーパーだと安くても200円以上します。
対して、自家製のサラダチキンは、皮や汁などを除くと約550gで363円。
これを分かりやすく1グラム何円で表すと、以下のような結果に!
- アマタケのサラダチキンは、1gあたり1.8円
- 自作サラダチキンは、1gあたり0.66円
だいたい3倍ぐらいの値段の差がありました。